2015年7月 #2

[☆☆☆☆☆]うしおととら #01「うしおとらとであうの縁」

 こうして今みると初期のころからけっこうギャグ描写の含まれた作品だったんだな。そしていろいろ後半の展開につながる伏線があってなつかしい。親父の旅支度とか、とらが封印された時の槍の使い手の記憶とか。このときのうしおの服装も伏線というほどたいそうなものじゃないけど後半に関係してくるんだよなあ。3クールで最後までやるため取捨選択するようだけど、どのエピソードを削るのだろう。というか、削ったとしても3クールで収めきれるのかという心配も。

[☆☆☆]オーバーロード #01「終わりと始まり」

 原作一巻のみ既読。魔王ロールプレイな発言は少々痛々しく感じられる部分もあるが、素の言動とのギャップが面白かった。

[☆☆☆☆]がっこうぐらし! #01「はじまり」

 原作未読。ああ、なるほど。学園生活部なんておかしな要素がありつつもゆるい日常萌えもの……と見せかけて実はこんな真相が、ってな作品なわけね。なかなか意欲的で面白い仕掛けだとは思うのだけど惜しいな。原作は読んだことないけど評判はちょっと耳にはさんだことがあったのでそれほど驚けなかった。それにこれ、次回以降はどう引っぱっていくのだろう。

[☆☆☆☆☆]監獄学園 #01「ノゾキ大作戦」

 原作未読。面白かった。なるほど、たしかにこれはギャグだわ。その突き抜けっぷりが素晴らしい。サービスシーンが豊富なのも嬉しい。続きが楽しみ。

[☆]空戦魔導士候補生の教官 #01「E601小隊」

 原作未読。いろいろ見ててきっついな、これ。こういう作品こそ一話で一冊終わるぐらいの超ペースで進めて、どんどんアニメオリジナル描写を入れたり原作改変したりすればいいのに、どうしてこんなじっくり進めようとするかね。

[☆☆☆]GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり #01「自衛隊異世界へ行く」

 原作未読、漫画版一巻のみ既読。微妙。最初の不自然なほどオタク設定を強調する描写にげんなりさせられたり、一般日本人虐殺描写NGというぬるさにがっかりさせられたが、後半の異世界に突入するときの様子はちょっと今後の展開に期待させられるものがあった。

[☆☆☆]実は私は #01「告白しよう」

 原作一巻のみ既読。原作を読んだときは微妙な印象だったけどアニメ版でも印象は変わらず。気長につきあっていればそのうち面白く思えてくるかもしれないけど、今のところあまり引き込まれるものがないな。

[☆☆☆☆☆]下ネタという概念が存在しない退屈な世界 #01「公序良俗は誰が為に」

 原作読んだことなかったけど面白いな、これ。バカさの突き抜けっぷりが素晴らしい。やはりやるからにはこれぐらいしないとね。人を選びそうな面白さで、こういうのが好みに合わないとか面白さがわからないという人もいるだろうけど、個人的にはすごく楽しめた。続きにも期待。

[☆☆]それが声優! #01「アフレコ」

 原作で読んだときは普通に楽しめたのだけど、アニメで見たら、非効率的なあいさつまわりしなければならない声優業界めんどくせえとか、仮にもレギュラー役もらってるくせに素人臭さがひどい主人公のおたおたぶりが鬱陶しいとか、マイナス方面の印象が強くてあまり楽しめなかった。なんでだろ。原作で読んだときはそのへんほとんど気にならなかったんだけどな。

[☆☆☆]干物妹!うまるちゃん #01「うまるとおにいちゃん」

 原作一巻のみ既読。原作で読んだときは受け入れられたのだけど、アニメで見ると妹のダメ人間っぷりが笑えなくて見ててつらかった。

[☆☆☆]モンスター娘のいる日常 #01「ラミアのいる日常」

 原作未読。微妙。下半身が蛇という以前にこういう人の言うことを聞かないヒロインは苦手だなあ。とはいえ、まったく面白くないというほどではないし、他の人外ヒロインはどんなキャラなのかちょっと気になる。

[☆☆☆☆]六花の勇者 #01「地上最強の男」

 原作一巻のみ既読。なかなか良かった。見てて作中世界の文化がどんなものかある程度伝わってくるし、キャラもよく動いていた。一話目ということで説明台詞が長いのと、何よりもこの作品の面白味はまだこの先にあるというのがちょっと難点だけど、個人的には楽しめた。原作のどのあたりまでアニメ化されるのかね。

[☆☆☆☆☆]俺物語!! #14「俺のジンクス」

 姉さんいい女だなあ。報われない役回りだけど。砂は今回ほとんど出番無しね。最後もお邪魔虫役になってしまうし。

[☆☆☆]Classroom☆Crisis #02「リストラの教室」

 設定説明的な内容でちょっと退屈だった。それなりにがんばって話の流れの中に組み込もうとしているのはわかるけどね。それよりももっとキャラ同士のやりとりが見たいので、次回から本格的に話が動き始めるのに期待。

[☆☆☆☆]Charlotte #02「絶望の旋律」

 しばらくは1話目のようなギャグ路線でいって後半からシリアスにしてくるのかと思っていたら、2話目から早くもシリアスとは。まあどういう方向性の路線の作品なのかはっきりわかっていいけどね。

[☆☆☆☆☆]城下町のダンデライオン #02「外面のいい姉/佐藤さんの片想い」

 アホの子チョロインキャラかと思ったらいきなり恋愛を成就させて驚いた。兄妹間でもあれこれ思うところがありそうでいいね。

[☆☆☆☆]戦姫絶唱シンフォギアGX #02「世界を壊す──その前に」

 謎の敵の襲撃を受けてガチャガチャ戦ってましたってだけで前回からほとんど話が動かなくて退屈に感じてしまった。特に響パートは「戦いたくないんだ!」って言ってるだけなのでなおさら。戦いたくないなら戦いたくないで、別の手段を考え、行動に移せよ。ただ自分の内心を吐露しているだけでは話は進まないわけで。もっとも敵のたいそうな攻撃を受けても普通に生きている響の姿はちょっと笑えたが。しかし最後の引きは良かった。次回冒頭はやはり翼とクリスの全裸姿からですかね。

[☆☆☆☆☆]デュラララ!!×2 転 #14「邯鄲の夢」

 さすがこの作品は変態が多い。姉も弟もその彼女(?)も全員変態だという。

[☆☆☆☆☆]長門有希ちゃんの消失 #15「彼の迷い」

 何事もなかったかのように以前の雰囲気に戻っているな。ただ、見逃せない変化としてはキョン長門のことを意識するようになったことか。消失編はこちらではそういう位置づけになわけね。

[☆☆☆]乱歩奇譚 Game of Laplace #02「人間椅子(後編)」

 推理はお粗末でコバヤシ少年の異常描写でもっている作品といった感じ。それにやはり二話完結方式か。二話完結方式だと前編を見終わった後、後編を待つのが面倒なのが困るなあ。