2014年11月 #1

[甘城ブリリアントパーク][☆]甘城ブリリアントパーク #04「秘書が使えない!」

 つまらん回だった。原作の描写からすると西也はやるべきことをきっちりやって地道に成果を出すタイプであって、一発で問題点を看破し即座に対処するようなタイプではなければ、リスクがあるのをわきに置いといて問題が起きればそのときに考えればいいなんていうタイプでもないと思うのだけどな。そりゃなんだかんだでまだ高校生なんだし、しょせんは素人なんだからこういうミスもありますと言えばその通りなのかもしれないけど。それにトラブルが発生したら急に困って指示が出せなくなるのも、代わりに急にいすずが的確に指示を出しはじめるのも、いかにも話の流れの都合でキャラを動かしてますよって感じでしらける。トラウマやらコンプレックスやらを告白してちょっと距離が縮まりましたという話の流れも安直。これが原作者脚本とは。率直に言うとあまりいい話が思いつかなくて間に合わせのために書いたありきたりなストーリーに合わせて登場人物の言動を捻じ曲げたような印象だった。

[俺、ツインテールになります。][☆☆☆☆]俺、ツインテールになります。 #04「激烈ツインバトル!」

 トゥアールは何故ツインテールにしないのかと思っていたらこんな理由があったのね。そして無駄に敵がカッコよかった。変態だけど。しかしラスボスかと思ったらまだ戦いは続くのか。

[寄生獣][☆☆☆☆]寄生獣 セイの格率 #04「みだれ髪」

 あいかわらずBGMや演出がいまいちだなあ。

[グリザイアの果実][☆☆☆]グリザイアの果実 #04「銀の弾丸で狙う場所」

 早くも個別ルートの内容に入るのか。まあギャグパートをだらだらと引っぱっても話が進まないけどさ。

[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞][☆☆☆☆]クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 #04「ひとりぼっちの反逆」

 大切な人を死なせたことに対する報復が子どもの嫌がらせみたいなもんでお粗末だなあ……と思って見ていたら最後の終わり方にぶっとんだ。なんでいきなりあんな状況になってんだ(笑)

[四月は君の嘘][☆☆☆]四月は君の嘘 #04「旅立ち」

 前回に引き続き今回もポエムだが、この作品はこういう作風なんだと割り切れるようになった気がする。BGMも演出もいい作品なんだけど、この手のクラシック音楽アニメは一番の見せ場が演奏シーンでクラシックを流さなければならないから素直に盛り上がりづらいんだよなあ。作中の聴衆が「この演奏すげえ!」とか言ってても聞いてるこっちとしては「そうか? ごく普通の演奏だろ?」ぐらいにしか思えないし。ひょっとしたら何かすごいと思えるような演奏法で収録された音を使っているのかもしれないけど、音楽の素養がない身としてはそのへんは全然わからないしなあ。

[Gのレコンギスタ][☆☆☆☆]Gのレコンギスタ #06「強敵、デレンセン!」

 まあ予告の時点で予想できた通りの流れになっちゃったな。しかしおちおちと嘆き悲しんでいる間もなく動きまわらなければならないのが実にせわしないというか。次回もまた出撃するようで悠長に落ち込んでいる暇もありゃしねえってのが最近のアニメの鬱展開とは一味違う感じ。

[SHIROBAKO][☆☆☆☆☆]SHIROBAKO #04「私ゃ失敗こいちまってさ」

 友人たちと会ってほっと息をつける休日回のはずなのに、早くも次の大波乱の予兆が見え隠れしていて不安になる回だった。やはりこんなだと休みの日も気が休まらないな。

[神撃のバハムート GENESIS][☆☆☆☆☆]神撃のバハムート GENESIS #04「Reunion at Ysmenport」

 序盤編終了ということなのか話を大きく動かしてきたなあ。次回から新展開になるのか、それともわりとあっさり助け出してもとの路線に戻るのか、どっちだろ。

[棺姫のチャイカ][☆☆☆☆]棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE #04「蠢く島」

 チャイカの正体が明かされたわけだけど、青チャイカが言っていたことの裏が取れた程度の情報であってそれほど驚きの新事実とかではありませんな。

[Fate][☆☆☆☆☆]Fate/stay night [Unlimited Blade Works] #04「戦意の在処」

 つなぎの日常回なんだけど今回もよくできていた。士郎の見ていた夢、道場で正座するセイバー、セイバーに出される食事の描写。そして何より印象的だったのは美綴とのやりとり。このルートの一番重要な部分に関わるやりとりだし、またこのときの美綴が非常に魅力的。これが否攻略対象キャラとは。

[蟲師][☆☆☆☆]蟲師続章 #13「残り紅」

 前回と同じくハッピーエンドともバッドエンドとも一概には言えない渋めのエピソード。あのじいさんは今後どうなるのだろう。他者の影を踏めばその相手を犠牲にしてしまうと知っているから安易には踏めず、ずっと蟲にとらわれたままになるのだろうか。それとも蟲にとらわれた状態でも普通に寿命が尽きて亡くなるのかね? そしてギンコがたいして活躍していないのも前回と同じく(笑) ギンコが大活躍して蟲の災難から人々を救い出す! って作品じゃないのはわかっているけど、さすがにもうちょっと物語に関わるところも見たいな。

[結城友奈は勇者である][☆☆☆☆]結城友奈は勇者である #04「輝く心」

 死亡フラグたてまくり。たった一話の中でこれだけ死亡フラグを積み重ねられるのかと感心するぐらいたてててすげえ。前回もそうだったけど、つまりこれは死亡フラグをたてるもののすぐには回収せず、じっくり熟成させてから回収するタイプの作品ということなのかな。次回はヤバそうな雰囲気だけど、フラグを回収されちゃうのか、それともまだ先延ばしにされるのか、どっちだろう。