2014年10月 #4

[ガールフレンド(仮)][☆☆]ガールフレンド(仮) #01「はじめての約束」

 原作未プレイ。これはつらい。ほぼキャラの顔見せだけで一話使うとは。さすがに次回からは何らかの話の動きがあるのだろうけど、あまり続きが見たいと思える一話目ではなかったな。

[甘城ブリリアントパーク][☆☆☆]甘城ブリリアントパーク #03「テコ入れが効かない!」

 どうにも客が来ないのは自業自得じゃね? って気がしてしまって、助ける必要ないだろこいつらとしか思えないんだよなあ。まあまだ序盤だから駄目っぷりを描くのが中心だけど後半になると盛り上がるんだよね……と思いたいところだけど、そもそも原作者はこの作品でおっさんたちのぐだぐだしたやりとりの面白さを描きたいと言っているのであって、ダメな連中が一念発起して大逆転って作品ではないんだよな。アニメではどうなるかわからんけど。

[失われた未来を求めて][☆☆☆]失われた未来を求めて #03「会長はきらめく瞳で夢を見る」

 友人の武闘派少女当番回かと思えば当番回というほど掘り下げが深くなく何だったんだろう。話の本筋もほとんど進んでいなくて退屈。作画はところどころ怪しい部分があるものの前回よりはマシだった。

[俺、ツインテールになります。][☆☆☆]俺、ツインテールになります。 #03「青き怒濤!テイルブルー」

 ようやく青が仲間になったけどやはり微妙。ギャグがそれほどぴんとこず、幼なじみツインテールの暴力キャラっぷりが好きになれないというのは変わらず。残す希望は黄色の参戦ぐらいか。

[寄生獣][☆☆☆☆]寄生獣 セイの格率 #03「饗宴」

 いいところで終わったなあ。原作一巻の最後まで進むかと思ったが。しかしサクサク進むせいで緊迫感とか恐怖感がちょっと足りない気が。

[グリザイアの果実][☆☆☆☆]グリザイアの果実 #03「甘い食生活」

 ギャグパート消化回。原作でも前半にやたらとギャグエピソードが集中してたっけ。

[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞][☆☆☆]クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 #03「ヴィルキス覚醒」

 主人公の性格のがアレなのは置いといて、むしろああいう性格だとわかっているのに出撃させる方も問題があるだろ。そりゃ敵前逃亡されるわ。パニくって味方機に迷惑かけるわ。そういうこともあり得ると織り込んで行動できない司令なり隊長なりがマヌケだろ……と思えてどうにもしらけていたのだけど、考えてみればノーマはもっと幼いころに連れてこられて戦うよう教え込まれるのが普通であって、あの年齢になって連れてこられた姫様はかなり特殊な事例だから扱いかねているということかね。しかし今までさんざんぐずっていたくせに最後はえらくあっさりふっ切れたなあ。まあこれ以上だらだらぐずられてもきりがないのでこれでいいと思うが。

[四月は君の嘘][☆☆☆]四月は君の嘘 #03「春の中」

 ああ、なんで原作一巻だけ読んで二巻以降手を出さなかったのか思い出してきた。ポエムっぽい独白が多い内面描写重視のぐちぐちしたところが正直好みじゃない。それに追いかけ回して伴奏を迫るところとかもギャグっぽく処理されていたけど強引過ぎてどうかという気が。ほかにもギャグ的に描いているけど、それってどうなのよという場面がちょくちょくあるんだよな。一話目で音楽室の窓ガラスを割ったシーンとかもそうだったし。バイオリン少女が何事に対しても全力で生きているようなのは、病院に行くシーンがあったことから察するに何か重い病気持ちということなんだろうか。ひょっとしてラストは死に別れオチと決められて組み立てられた作品なのかね。

[Gのレコンギスタ][☆☆☆☆]Gのレコンギスタ #05「敵はキャピタルアーミィ

 いやあ、混戦っぷりがすげえわ。状況が混乱し過ぎていて登場人物の台詞についていけないことも多い。まあそういうところもひっくるめて今のところ楽しめているけど。どういう経緯で仮面を身につけることになるのかと思ったら、正体を隠すためではなく単にデータ表示補助用のアイテムとして使用することになったわけね。

[SHIROBAKO][☆☆☆☆☆]SHIROBAKO #03「総集編はもういやだ」

 面白かった。アニメ制作の仕事ってすげえな。こんな多くの人がこんな苦労して作っているとは。もっとも現実ではもっとグチャグチャのドロドロで、こんなさわやかじゃないだろうけど(笑) ツインテールの先輩は実にいい先輩で憧れる。他の人たちも基本的にはいい人たちで人間関係に恵まれているなあ(多少ろくでなしも混ざっているけど)。

[神撃のバハムート GENESIS][☆☆☆☆]神撃のバハムート GENESIS #03「Fog of Nebelville」

 とどめをさして苦い結末かと思ったら普通に仲間になっているとは。ぬるい結末だけどこういうオチの方がホッとするね。

[天体のメソッド][☆☆☆]天体のメソッド #03「記憶のありか」

 子どものころにあったこととかノエル=円盤なこととか、視聴者側にはバレバレなことが作中登場人物にも共有されるところまでようやく進んだかという感じ。このへんをしつこく後半まで引っぱらなくてほっとした。ただなあ……「どうしてそんなに円盤を嫌うの?」とか「もう中学生なんだから乃々香は親の都合で転校しなければならなかったことなんてわかるだろ」とか、いまだにツッコミどころが多く残っていてやはり登場人物に共感しづらいままなんだよな。このへん話が進めば納得できるようになるのだろうか。好意的に解釈しても結局のところ多感なお年ごろの子どもが責任転嫁しなければやってられませんでしたということにしかならなそうな予感。

[棺姫のチャイカ][☆☆]棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE #03「迷夢憶えし港」

 チャイカとトールが仲たがいする話の流れに納得できないんだが。トールは遺産よりも遺体と主張するけど、もともと雇い主のチャイカに従って遺体収集していただけであって、遺産を優先させたいチャイカの意向に反してまで遺産集めを主張するような性格ではないのでは。アカリはトールがチャイカを危険にさらしたくないからだと考えていたようだけど、遺体収集だろうと遺産探しだろうと危険があるは五十歩百歩だろ(しいて言うならこれまでの経緯からして遺体収集は所持者の性格次第でわりと簡単に何とかなるのに対し、遺産探しの危険度は未知数ってことぐらいか)。それにチャイカが自分の出自をめぐる謎に不安に思っていて、その謎が解けるかもしれない遺産を優先したがっていることを見抜けないようなトールでもないと思うのだけどな。

[Fate][☆☆☆☆☆]Fate/stay night [Unlimited Blade Works] #03「初戦」

 いやあ、すげえなあ。セイバーが優秀なところもバーサーカーのすごさもきっちり描いて、原作にはない凛とイリヤの魔術士同士のバトルを追加して、セイバーすら気づかなかったアーチャーの攻撃を士郎が先に気づくという伏線も入れて、原作の面白さを十分引き出しつつそこにプラスアルファを加えていて非常にお見事。素晴らしい。

[蟲師][☆☆☆☆]蟲師続章 #12「香る闇」

 あれ、こんな話、前にも見たことがあったような…………ええ、「エンドレスエイト」ですね。まあループものの一種ですな。この作品でこんなSF的なネタもできるとは。既視感に気づいてギンコに相談したことでループから抜け出せたかと思わせて、しかし結局ループに戻ってしまうというこの諸行無常感あるオチがいかにもこの作品らしい感じ。

[結城友奈は勇者である][☆☆☆☆]結城友奈は勇者である #03「風格ある振る舞い」

 優秀そうに見えていじられキャラのチョロインですな。強烈な死亡フラグが立っているように見えたけどさすがに速攻で回収はしなかったか。まあこれで死亡展開なんてなったらそれこそありきたりだしな。とはいえ、このままバトルはほんの味付け程度のゆるい日常系だったとしてもそれはそれでもの足りない気がするし、どうやってこの作品の独自色を出すのやら。