2014年9月 #4

[月刊少女野崎くん][☆☆☆☆☆]月刊少女野崎くん #12(最終話)「この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。」

 さすが最終話だけあってラブコメの波動が強烈だった。しかし花火のシーンの雰囲気が良すぎて「おれも好きだよ、花火」というお約束のオチはちょっとガチに千代がかわいそうに思えてしまったな。まあ本人は今はこれでいいやと受け止めましたということで丸くおさめていたけど。
 まとめ。原作既読だけどアニメで見ても原作の面白味を損ねず改めて楽しめるいいアニメ化作品だった。満足。あえて残念な点をあげるなら尺の都合でいくつかカットされたネタがあったことか。カットされたネタもまたどこかで拾い上げてほしい。スタッフの皆様、お疲れ様でした。

[さばげぶっ!][☆☆☆☆]さばげぶっ! #12(最終話)「さらば友よ!サバゲ部最後の日!/サバゲ部より愛を込めて」

 まさかガチレズエンドとは。こんなラストを持ってくるとはこの作品はさすがだわ。もし仮に二期があったらモモカはもうすっかり美味しくいただかれた後ということになるのか……
 まとめ。最初は期待していなかったが突き抜けたギャグで楽しませてくれた作品だった。贅沢を言えばいくらギャグとはいえもう少しサバゲーらしい内容にしてほしかったが、まあこれはこれでいいか。

[Persona4][☆☆☆]Persona4 the Golden ANIMATION #12(最終話)「Welcome Home」

 前回でシリアスバトルは終了かと思っていたらまだ残っていたとは。最後までシリアスはいまいちな作品だった。
 まとめ。ギャグ回は面白かったのだけど、シリアス描写は積み重ねが足りず薄っぺらに感じられていまいちな作品だった。

[魔法科高校の劣等生][☆☆☆☆]魔法科高校の劣等生 #26(最終話)「横浜騒乱編VIII」

 何も知らなければこれで最終回だからと強引にまとめたかのように見える内容だったな。敵の虎さんも大物ぶってせっかく復活してきたのにまた高校生にやられちゃって。しかし敵側はごちゃごちゃと通常兵器を持ち込むよりももっと優秀な魔法士を連れてくれば良かっただろうになぜそうしなかったんだと疑問だったのだけど、この事件がきっかけで魔法士の優位性が世間で認識されるようになったのね。道理で。同様に魔法士と一般人の確執とかまったくないのかなと疑問に思っていたのだけど、そのへんもこれから描かれることというわけか。納得。
 まとめ。「さすがはお兄様です」が楽しい作品だった。二期があれば気が向いたら見てみると思う。