さくら荘のペットな彼女 #14「イヴの窓辺とそれぞれの灯り」

 青山フルボッコ過ぎる。クリスマスでいい雰囲気かと思ったらその直後にあんな場面を見せられて。しかしこのごに及んでまださっさと告ってしまうなりあきらめてしまうなりできないんだから、そりゃ敗北するのもしかたないというか。自分の将来がかかっている大事な時期だから恋愛にばかりかまけていられないというのはもっともだけど、そんな理屈が通用しないのが恋愛というものなわけで。一方、先輩たちの方もそりゃ上手くいかないよな。なぜ仁が美咲のことを好きだというのに受け入れられないのか、そのことが美咲には全然わからないあたりが二人の間にある溝をはっきりと示していて悲しい。龍之介はリタに連絡を入れようとするとは意外。なんだかんだでまんざらでもなかったということなのか。そりゃまあ、あんな美人に迫られたら落ちるよなという気はするが、だったら女嫌いはなんだったのかということになるわけで。ちょろっとだけこの二人の場面も入れるのではなく、龍之介とリタの恋愛事情もやるならやるでちゃんと描いてほしい。