GOSICK -ゴシック- #12「夏の午後に蝉の声を聞く」

 大きな事件が起こらない日常回で、推理要素といえばせいぜいなぞなぞレベルの問題解きぐらいだが、もともと推理パートの出来はあまりよくないので、むしろこういったエピソードの方が素直に楽しめる。もともと富士見ミステリー文庫から始まった作品とはいえ、あまりミステリー要素にこだわらず、開き直ってこういう長所で勝負した方がいいと思うのだけどな。そのへん、原作ではどうなっているのだろう。しかし、久城のアブリルに対する態度は酷過ぎる。