ヨスガノソラ #11「ソラメクフタリ」

 ついにソラとなるようになっちゃったわけだが、あいかわらずこの作品は積み重ねが全然ないから薄っぺらく感じてしまう。子ども時代から今まで、どういうふうに恋愛感情を育んできたのかしっかり描いてほしかった。また、なるようになったもののそんな状況がいつまでも続かないことを覚悟の上で、そのへんが切なく思えるな〜などとBGMにだまされて思っていたら(今さらだけどこの作品、音楽がいいな)、単に周りのことが全然見えてなくてひたすらお猿さんのようにヤッているだけとは。二人の関係が決定的にばれたのも、玄関で声を殺すことも鍵をかけることすらせずにヤッていたからだとか、馬鹿過ぎてシリアスな場面のはずなのに逆に笑えてしまった。