戦国BASARA弐 #12(最終話)「蒼紅決死戦! 激闘の果てに吹く風の音よ!!」

 最後まで必殺技使って爆発しての雑な展開で残念。この作品にまともなストーリー展開を期待してはいけないのはわかっていたが、それはそれとしてぶっ飛んだ荒唐無稽さと勢いが楽しい作品なのにそのへんもパワーダウンしていたし(今回でいえば幸村が日輪(富嶽)を二本の槍だけで止めたあたりは面白かった)。
 まとめ。一期終盤はいまいちだったけど、二期になって仕切り直しとなれば持ち直すのではないかと期待して見ていたわけだが、残念ながら一期初期のころが一番面白かったという印象は変わらずじまいだった。やはりこの手の作品は最初のインパクトが失われてしまうともの足りなくなってしまうのかね。キャラクター人気重視のため、どのキャラクターも途中で脱落しないというのがわかりきっていて緊張感を削いでしまっていたのも残念。秀吉が巨体・怪力キャラという解釈はなかなか面白かったのだけど。