戦う司書 The Book of Bantorra #26「贖罪と惑と本の中の本」

 死ぬことが快楽に感じられるから心が折れない限り本当には死なない世界では無敵とか、だったら魔法権利を譲渡だとか、なぜか女の方に魔法権利が移ったらハミュッツが死ぬのを嫌がり始めたりとか、どうも後づけ臭く思える設定が多いのが興ざめだった。たぶん原作で読んだらもう少し話の流れの詳細がわかって納得できるのだろうけど。まあそれでもシリーズの最初の主人公だったコリオが状況打開のきっかけになったり(少々コリオが物語の展開に都合よく動き過ぎな気もするが)、今まで散っていった人々が全員集合というのはベタながら燃える展開。