美咲と碓氷を立てるためにわざとらしく敵役を作るのが好きになれないな、この作品。下手なシリアス入れないでギャグとラブコメだけで通してくれればいいのに。前回の第11話がすごく楽しめたのはまさにそういう内容だったからかと納得。

碓氷の私生活も謎だが、眼鏡の友人も謎過ぎる。あんな格好で、あれほど堂々とふるまえるとは。そして各店舗の従業員さんたちはプロですな。あんな客にもほとんど動揺せず普通に応対できるあたり素晴らしい。

恋するさくらは可愛くて良かったのだが、しつこくバンドのクソ男どもがのさばっていてうざかった。バンド男たちはさっさと退場してほしかったな。さくらはもう百合に目覚めればいいと思うよ。

小者臭い悪役とイケメン無双という単純な構図でしかなくてあまり楽しめなかった。もともとそういった要素を内包している作品ではあったけど、何話か前まではもうちょっと素直に楽しめていたのに今回はどうもいまいち。

いろいろな意味でイケメン無双な回だった……。五つ子のストーカーぶりはうざいが、碓氷のストーキングもそうとうなものだな。

主人公のピンチをイケメンが助けて、などという安易な展開にせず、数々のフラグをブチ壊して自力で助かるというのが笑えて良かった。しかし美咲目当てに店に通い続け、美咲の行く先々に現れ、ときには変質者ごっこと称して襲ったりまでする碓氷の行動はどう…

男の娘登場。男の娘キャラははやりですなぁ。まあ原作でいつぐらいに出てきた登場人物なのか知らないけど。こういうキャラだから中学生という設定なのかと思ったけど、あの店長の血筋であることを考えれば高校生や大人になっても普通に女装を続けていられそ…

一話目でからんできた不良どもはすっかり笑えるバカキャラになっちゃって。というか、一話目でからんできた不良たちで間違いないよな？ あまりに違い過ぎていて別のキャラみたいだ。バイト先の同僚たちやら店長もキャラが立っていてよくできている。

ギャグ描写は面白いけど、シリアスはいまいち。男子生徒がガキ過ぎるし、そんな男子どもを力ずくで押さえつけるだけで、それがまずい結果を招くことになることを予測できない会長もバカに思えてしまって白ける。

原作一巻のみ既読。ベタ過ぎるほどベタだけど、まあまあ楽しめた。カレカノを思い出すなぁ。懐かしい。