戦姫絶唱シンフォギア #11「月を穿つ」

 なぜ響たちはフィーネが月を破壊しようとするのを阻止するのかよくわからないのだが。常識的に考えれば月を破壊したら地球への影響も甚大で世界滅亡の危機になってしまうわけだが、フィーネの言い分からすればこの世界では月を破壊しても人類は問題なく生き延びられるようだし、むしろフィーネの言う通りだとすれば月こそは人類の相互理解を妨げている原因であるのだから破壊はいいことのように思えるのだが。クリスはフィーネが月を破壊するのは世界を支配するためと受け取っていたけど、そんなこと一言もいっていないし。まあ、あくまでフィーネの言い分を信じるならばの話であって、普通に考えれば頭のネジのぶっとんだ犯罪者が電波なたわ言を並べて変な行動をしようとしているも同然の状況なんだから、とりあえず止めておこうとするのももっともか。