DOG DAYS #12「4つの条件」

 前回意味ありげな描写があったのは、一度戻ったら二度と来られず、記憶も失われますというオチ。下手したら戻れないとか、もっと悲惨なことになる可能性だった十分あったのだから、記憶が亡くなるぐらいで済んでまだマシだろという気が。まあそれでもみんなが笑顔でまた戻ってくるのを待っていると言ってくれる中、もう戻ってこられない、忘れてしまうというのを承知した上で、笑顔でまた戻ってきますよ忘れませんよというふりをするのはやはり切ない。しかしリコ一人だけ事情を知っていて(正確にはリコの部下たちも知っているはずだけど、モブ扱いで事実上不在も同然だし)重いものを抱えていて気の毒に。せめてシンクが去ったあと、他の人たちへの事情説明のためにダルキアンや騎士団長には事情を説明しておいた方が良かったと思うのだけど。そのほうがリコの負担も減るだろうし。最終回は事情がばれて涙、涙のお別れ、もとの世界に戻ったシンクはやはりフロニャルドのことを忘れてしまったが、うっすらと記憶に残っているのを思い出して、根拠なくまたいつかフロニャルドに行ける気がするとかそんなパターンかね。あるいは分割二期なら最後のCで再び召喚されてというパターンもありか。ふと思ったのだけど、メールが届くのだから日記でもつけてどこかのアドレスに送っておけばメッセージを残せる気が。まあ普通に考えたらそんなメールを見たところで荒唐無稽な妄想としか思わないだろうけどさ。