世紀末オカルト学院 #06「文明の道程」

 文明の過去を知り己との共通点を見出したがゆえに少々打ち解け、また過去記憶の映像から未来の脅威をよりはっきりとした形で実感したことによって、パートナーとして予言回避のために行動することを改めて決意するという実によくできた流れで今回はとても良かった。文明がヘタレ過ぎてもうこいつの出番いらねえよと思っていたぐらいだったが、まさかこんなふうに巻き返してくるとは思わなかったな。それに死後の世界に取り残されていた友人が、実は眼鏡がちょっとずれていただけというバカなオチ(褒め言葉)はいかにもこの作品らしくて笑えた。