戦国BASARA弐 #03「慶次対利家! 手取川に咽ぶゆずれぬ想い!」

 親しい者同士が戦う悲しい戦い……てなふうにしたいのはわかるのだけど、刃が当たっているはずなのに全然切れも刺さりもしないびっくりバトルのせいでギャグに見えてしまって全然悲しいって気分になれない。せっかく挿入歌はいい曲なのにもったいない。しかも最終的には利家も死んでいないって。この戦いで雑兵はどれぐらい死んだんだろう(とくに慶次の最後の技で)。無駄に死人を出しただけじゃねーか。そんな真面目に見る作品じゃないといわれそうだけど、ギャグ的な描写はありつつも要所要所はしっかり熱かったりするのがこの作品のいいところだと思っているのだけどな。