戦場のヴァルキュリア #26(最終話)「決戦」

 ツッコミどころは多々あるがとりあえずひとつだけ。アリシアって結局どういう扱いになったんだろう? ヴァルキュリアであるということは既に周りに知られまくっているので、生きていたら利用しようと近づいてきたり、あるいは脅威に思って殺そうとするやつが後を絶たないと思うのだが。最終決戦で死んだことにでもなっているのかね? 真相を知っているのは第7小隊のメンバーだけとかで。
 まとめ。戦記ものというには主人公側の戦車はチート性能過ぎるし、主人公側は全然死なないし、後半はドラゴンボール的超人バトルになるし、異世界ファンタジーというにはそれほど深い世界観があるわけでもないし、三角関係恋愛ものというには単にウェルキンがへタレなだけでアリシアは最初からファルディオのことはアウトオブ眼中だし……と何がやりたいのだかよくわからん作品だった。もうちょっと何を描くことを中心にするのかはっきりと決めてストーリー展開を構築した方が良かったのではないかと。