とある魔術の禁書目録 #24(最終話)「虚数学区・五行機関」

 結局氷華は消えてしまうのか。今後もちょくちょく顔を見せるキャラになるのかと思っていたのに。最終話らしい盛り上がりも特になく、いつも通りの上条さんの説教アニメだったな。せっかくの魔術と超能力の初遭遇も美琴がさっさと退場させられてしまったのであまり意味がなかったし。
 まとめ。全体的に作画面は良好でインデックスをはじめとした女の子たちの表情など可愛く描けていた。反面、ストーリー展開的にはワンパターンだったり、設定的にツッコミどころ満載だったりで、お世辞にもよくできていたとは言い難い作品だった。そんなこの作品を最後まで見続けることができたのはひとえに美琴・ミサカ萌えのたまもの。正直もう少しVS一方通行編の美琴当番回エピソードに入るのが遅かったらこの作品切っていただろうなあ。VS一方通行編終了後もこれでこの作品を見る価値はなくなったかと思ったら、幼女ミサカの投入などちょくちょく見せ場があってくれたおかげで最後までつきあえた(笑) 原作は人気があることは知っているもののなんだかんだで手を出さないままだったのだけど、とりあえずこれでどんな作品か少しはわかったので、不満も少なからずある内容だったもののこうしてアニメ化してくれて良かったと最終的には思えた。お気に入りは第18話「偽者(レプリカ)」、第19話「打ち止め(ラストオーダー)」。