タイタニア #01「ケルベロスの戦い」

 原作未読。同じ作者の作品だけあって『銀河英雄伝説』とよく似た作風なわけだけど、ファンがヤンのようなポジションであるのに対し、ラインハルトのポジションには個人ではなく「タイタニア一族」が位置しているというのがちょっとした違いなのかな。タイタニア一族内の分裂や、皇帝もタイタニア一族を嫌っているようなので、そのへんがどういう動きを生みだすことになるのか。一方、今回の内容だけに限って見れば圧倒的劣勢から大逆転して勝利というのはわかるのだけど、どこがどう優れた策だったのかよくわからんな。奇策が都合良く成功しただけにしか見えん。そのへんはあまり細かいことは気にしないで大雑把に楽しんだ方がいいのかね。原作は3巻ほど出しただけで止まっているようなので、後半は確実にアニメオリジナル展開になるのだろうけど、そのへんをどうまとめてくるのかも気になるところ。とりあえずもうしばらく様子見かな。