シゴフミ #04「ナミダ」

 なんだかんだあって未消化だった回を消化。初期の頃の話だからもっと鬱々とした内容かと思ったらそうでもなく、かといっていい話というわけでもなく、中途半端で微妙な内容だったなあ。母がその後もずっと娘のことを見守り続けていたというのはいい話に思えるかもしれないけど、そもそもよそに男作って娘を捨てていったという根本的な事情があるからどうしても印象悪いし。
 それに火事が起こるのも、その火事が鎮火するのが唐突に降り出した雨によるのも、さすがに強引過ぎてどうかという気がするし。死後も娘のことを気に掛け続けている母の奇跡ってのを表現したかったのだろうけど、どちらかというとご都合主義な印象が強くて失敗だったかと。