狼と香辛料 #01「狼と一張羅」

 原作1巻のみ既読。開き直ったかのような真っ裸ぶりがすげえ。要するに乳首さえ描かなければあんな露出でもOKなのね。ホロとは別の女キャラが出てきたり、一話目早々にしてロレンスがホロの狼の姿を見てビビったりと、思ったよりもアニメオリジナル要素が多めだった。ヒロインを追加するのはいいとしても、ホロの狼の姿を見るのは1巻のエピソードのラストと関わってくると思うのだけどいいのだろうか。ロレンスの声はどうしてもルルーシュに聞こえてしまうのが困りもの。何とかこの作品で過去のイメージから脱却できればいいのだけど。この作品、もっと名作劇場っぽい雰囲気にした方が良かった気が。今でも十分いい線いっているとは思うが、なんというか本編の画面が明る過ぎる感じ? 自分でもどこがひっかかるのかうまく言えないなあ。ホロよりもどちらかというとオリジナルキャラの女の子の方が気に入ったのだけど、最後厄介事に巻き込まれたっぽいのが気になる。ホロの祭りが異教徒の信仰と見なされてホロ役の彼女が捕らえられた、ロレンスたちは彼女を助けるために行動することになる……という話の流れになるのだろうけど、魔女裁判みたいに悲惨な拷問にあっていたなんて鬱展開になったりしないよな?