Kanon 第24話(最終話)

 ごく無難な終わり方といった感じで期待していたほどの盛り上がりはなかったな。目を覚まさないあゆを世話する様子がわりとしっかり描かれていたり、目覚めた後も車椅子生活だったのはちょっと意外だった。原作をプレイした時は眠っていた間のブランクなんぞお構いなしに快復したのかと思っていたし(ひょっとしたら原作でもしっかり車椅子だったのかもしれないけど)。
 まとめ。作画はさすがだけど、序盤から中盤にかけてはかなり地味な印象だったり、5人のヒロインのエピソードを同時進行するのはさすがに厳しかったか、祐一がヒロインたちの間を渡り歩いているような印象を受けたり、大きなしわ寄せをくらってしまうエピソードが出てきてしまったり(名雪……(涙))といろいろ苦しい面も見られたけど、それでも現状では最高の形で再びこの作品と出会えたことに最大級の感謝を。
 ……で、まさか『CLANNAD』もアニメ化とは……。いつかはアニメ化されるかもと思っていたけど、こんなに早いとは思わなかったな。まずは何クールぐらいになるのかが気になるところ。