乙女はお姉さまに恋してる

第10話

いつの間にやら貴子さんはすっかりおちてしまっているというかデレてしまっているというか(笑)
服が破れて恥をかくところをキスしてフォローというのは少々話の持っていき方が強引な気が。

第11話

ラストはまりやと貴子さんの三角関係になるのかな〜と思っていたら今回まりやは自己完結して勝手に脱落し、これまでずっと隠してきた秘密もついにバレていよいよ貴子さんENDまっしぐら。これはこれで悪くない流れだと思うけど、まりやが勝手に脱落してしまうのはもったいないなあ。

第12話(最終話)

ついに正体がバレたというわりには貴子はわりとあっさり瑞穂のことを受け入れてしまったりと、最終話としてはもの足りない話だったといわざるをえないのだけど、最終話だからと強引に瑞穂と貴子を結びつけず、このまま日常が続いていくENDにしたのは良かったな。瑞穂が貴子のことを恋の対象として意識している描写はなかったので急にくっつかれても唐突過ぎてついていけなかっただろうし。
まとめ。可愛いキャラと適度なサービス要素とテンポのいい話というこの手のエロゲー・ギャルゲー原作アニメには最低限押さえておいてほしいポイントをしっかり押さえていてくれて思いのほか楽しめた作品だった。あとはこれでもう少しストーリー面が良ければなあ。それに早い段階で瑞穂の正体を看破し、また瑞穂の先任者というべき特別なポジションにいた紫苑が全然目立たず空気で終わってしまったのも残念。この作品は1クールで終わらず2クール与えられても良かったんじゃないかな。