Gift 〜ギフト〜 eternal rainbow

第7話

莉子が母に見えるのは自分の中に母に対する執着があるから→母が好きだったギフトの虹を消して母への思いを断つ、という春彦の行動は発想が飛躍し過ぎている気がしてついていけなかったな。千紗もそんな春彦の行動を見てどうしてやはり幸せは簡単にもらえるものではないのだという結論に達する? 納得のいかないことが多くてすっきりしない回だった。

第8話

この手のエロゲー原作ものにしては主人公が自分の気持ちに正直で一途なのはけっこうなことだと思うのだけど、反面、さすがに霧乃があわれ過ぎる……。恋がかなう者もいれば恋に破れる者もいるのは道理といえば道理だけど、物語として描き方に問題がある。最初は普通に幼なじみヒロインとして登場しておきながら、莉子が戻ってきたら(霧乃が勝手に身を引いたということもあるが)あっさりお払い箱。その後はひたすらうじうじと暗いだけ、その間に主人公は本命と距離を縮め、ようやく霧乃が意を決して動いた時には致命的なまでに遅れをとっていて案の定玉砕。ヒロインとしてまるで魅力が感じられず、三角関係にすらなってない。これじゃあなあ……

第9話

ついにというか予定通りというか修羅場展開突入。糸電話にやたらと話しかける霧乃は怖かったし、笑顔を浮かべて春彦と莉子はお似合いだと思っていたなどと心にもないことを言う霧乃は正直薄気味悪かったけど、思っていたほどど強烈なシーンはなかったな。……今のところは、まだ(笑) 次回より黒化した霧乃の復讐開始?(笑)