ゼロの使い魔 第3話

使い魔であり平民に過ぎないサイトに対して真っ向から決闘を挑んでくる前回のギーシュといい、大胆に迫ってくる今回のキュルケといい、どうもこの作品は身分制度というか階級差に対する認識がどうなっているのかよくわからないな。ま、そのへんはあまり深く考えないで楽しむ作品なんだろうけど。
なんだかんだいいながら(たとえそれが自分の使い魔に対する管理責任からくるものだとしても)傷ついたサイトを高価な薬を取り寄せてまで看病していたルイズに対し、調子になってゼロを繰り返して嫌みったらしく歌うサイトはどうも気分が悪い。道具扱いされたことに対する反抗というならわからないでもないのだが、食事抜きにされかねないというリスクをまるで考えず軽い気持ちだけでやっているようにしか見えないのでなおさら。