涼宮ハルヒの憂鬱 第14話

これで終わりかと思うと寂しいというか。
最初はおかしな空間に戸惑っていた様子のハルヒが神人が出てきたあたりから顔を輝かせて喜んでもとの世界に戻ることを考えもしないあたりが、いかにハルヒが世界に退屈していたかを感じさせる。閉鎖空間に連れていったのはキョンだけ、SOS団のことも放置しようとするこのハルヒが、第8話の「孤島症候群(後編)」あたりでは仲間を信頼していたこと(仲間の中に殺人犯はいない)を思うと、この後の時間をともにすごしたことによるハルヒの内面の変化がうかがえてなかなか興味深い。
原作は2巻まで読んで放置したわけだが、既読部分も未読部分も変わらず楽しめたし、原作の続きを読んでみようと思える作品でした。スタッフの皆様お疲れ様でした。また次の作品も期待しています。