つよきす

つよきす

つよきす

  • ツンデレ特化という売り文句だが、それほどツンデレという感じではない。
  • 男友達キャラであるスバルもフカヒレも魅力的。
  • キャラ同士のやりとりが面白い。
  • バックログがあまりさかのぼれなくて不満。
  • シナリオは薄く軽い。Hも回数はがんばっているが、やはり薄く軽い。
  • 各ルートにあるボクシング、野球、ドッヂボール、校内での夜間サバゲーなどといった対決イベントが面白かった。
  • この作品はちゃんとHのとき避妊したり(ヒロインによって違うが)、はじめは経験がないから刺激に弱くてすぐに暴発してしまうとことか、変なところでこっているよな……
  • カニ。途中主人公がへタレ化するのが痛かった。後半はツンなヒロインがデレになって萌えるというより、バカップルになった主人公とヒロインを第三者視点で見て笑うといった感じだった。このルートの本当の主役はスバルかと。
  • 祈。短い。でも、冷たくされてもめげずがんばる主人公は好感が持てた。へタレになったカニルートの後だったからなおさら強くそう感じたのかも。
  • 乙女。あきらかに『姉しよ』シリーズファンを取り入れるためのヒロイン。姉ちゃんキャラが好きな人にはいいのだろうけど、そっち方面の属性はない自分には乙女の姉ちゃんぶりたがりがちょっとうっとうしかった。まあ、どうしようもなく気にさわるというほどでもないのでそれなりに楽しめたが。
  • 姫。一番ヒロインの主人公に対する心の変化が楽しめたルート。他のヒロインの攻略中派生する「片手に白百合、片手に薔薇」ENDルートでも輝いていた(笑)
  • よっぴー。つきあい始めてHするまでは簡単だけど、その後が大変というタイプ。考えてみると、恋人同士になるまでを描くエロゲー・ギャルゲーの中で、こういうタイプのシナリオは珍しいかも。全シナリオ中唯一ED曲による演出があって、このルートが一番終盤が盛り上がったかと。
  • なごみん。一番ツンデレらしいキャラなんだけど、従順になり過ぎて物足りなかったな。ふたりで海に行ったり、中華街に行ってたころくらいの距離感の方が良かったというか。ツンデレって難しい。フカヒレが唯一光り輝くルート(笑) でもフカヒレってダメっぷりが親しめるのがいいキャラなのだという気も。夢を追いかけて光り輝いているフカヒレなんてフカヒレじゃねえよ(笑)
  • 肩の力を抜いて気軽に楽しむにはいいが、贅沢を言えばもう一味か二味何かほしかった。とはいえ、十分楽しめた。お気に入りの曲はED曲「Isolation」。