あやかしびと

あやかしびと 通常版

あやかしびと 通常版

  • どのキャラもキャラが立っていて非常に魅力的。そのため、少々主人公である双七やヒロインの影が薄くなってしまうという欠点が(笑) まあ、客観的に見れば主人公も十分好感が持てる主人公として描かれているし、双七にもヒロインにもちゃんと見せ場は用意されているんだけど、サブキャラの方が魅力的過ぎてどうしても印象が。
  • 引っかかる部分も多々あった。一例を挙げれば双七は子供のころにたかだか数年ちょっと九鬼流を習っただけ、いわばちょっと格闘技をかじっただけの素人といってもいいくらいなのに、銃を持った戦闘のプロや超人的な実力の格闘技の達人とそこそこわたりあえたりするのは都合が良すぎる気がしたし。ただ、かなりのボリュームがある長いシナリオでありながら、それでも一気に進めることができたのはそういった欠点を補ってなおお釣りが来るだけの良さもあったからだと思う。
  • お気に入りのキャラはトーニャと会長。
  • エロシーンもがんばっていて、多数出てくる女性キャラ中、画像があるキャラの中でエロがないのはわずか二名(サーシャとすずの母親)。ただ、サブキャラにまわすくらいなら、その分もっとヒロインの回数を増やしてほしかったという気もしないではない。
  • 銃、日本刀、中国拳法、特殊能力、軍服のおねーさん、白の詰襟等、好きな人は好きそうな素材をこれでもかというくらい詰め込んだ作品といった感じ。それでいて詰め込み過ぎにならず、ちゃんとひとつにまとまっている。