Φなる・あぷろーち/W 〜ウィッシュ〜 第12話

Φなる・あぷろーち 第12話

  • 4点。うっとうしい雰囲気になりそうなところを上手くギャグ描写で緩和している。ストーリー的には予想通りの流れで特にたいしたこともなかった。ただ、ちょっと意外なのがこの第12話で早くも西守歌と再会したこと。第12話でヘタレの涼が西守歌に会いに行く決意をするまで、第13話で再会・ハッピーエンドという流れかと思っていたのだが。
  • 笑穂の縁談話の時もそうだったが、問題が根本的に解決されていないと思うのだが。西守歌の父親が認めないのと、じいさんの体調が優れないこと、そして学業にも支障があるから同居生活が続けられなくなったのでは?
  • 最後にOPも流れていかにも最終回っぽい雰囲気の第12話だったが、ここからどう続けるのだろう。上記のような西守歌の家庭の問題があったことから第13話は西守歌パパやじいさんに二人のことを認めてもらう話になるのだろうか。希望をいえばそんな話よりも、いつものドタバタの日常を描いてエピローグにしてほしいなあ。

W 〜ウィッシュ〜 第12話

  • 3点。はじめは潤和と同じくこの状況で平然としていられる泉奈って怖いやつだな〜と思っていたけど、すでに自分が消える覚悟を決めていて残りの時間を楽しく過ごしたかったからか。それなら納得。潤和が文字盤のことに気づいたのも良かったかと。この手の作品の主人公って何であれのことに気づかないの? と思うような行動をとること多いから。春陽が泉奈のことを「お姉ちゃん」と呼んだのもなかなか印象深い一場面だった。とまあ、悪くはないんだけど……前半まったり日常萌えで後半いきなり不思議要素が出てきての悲劇的展開といういかにもありがちなギャルゲーのパターン通りの展開だから、どうしても盛り上がりに欠けてしまうよなあ。あと、あんな状況下で散歩という春陽の台詞を真に受け、一人で行かせる春陽の姉ちゃんは警官としても姉としても失格過ぎだろ(笑)