有頂天家族
狸と金曜倶楽部と天狗が入り混じってすさまじくカオス。でも最後はいい感じにまとめてええ最終話やった。満足。 まとめ。原作は読んだことあるけど、まさかこんなに楽しめるアニメになるとは思わなかった。正直一話目を見たときはとりあえずチェックしておく…
混沌とした状況になってきたな。狸の会合と金曜倶楽部が同じところに集まるとは。寿老人はまるでラスボスみたいに見えたけど、あんな不審な登場人物だったっけ? と思ったら、同じ原作者の他の作品でも出てくる人物なのか。
厳しい状況が続くなあ。夷川は母ちゃんの方にはまだ情が残っているのね。憎まれるのは覚悟の上でそれでもそばに置いておきたいのか。檻に入れられても化けて逃れればいいのでは? と思ったけど、落ち着いていないと化けられないから無理なのね。なるほど。
おおう、なんというクライマックス的展開。弁天様は完全に悪役ですなあ。今後印象が持ち直すような展開はあるのだろうか。一度原作を読んだけど、もうすっかり忘れているのでここからどうなるのかわからなくてはらはらする。
海星回なのはサブタイトルで分かっていたけど、普通に顔を見せるとは思わなかった。たしか原作では最後まで姿を現さなかったんじゃなかったっけ。だからアニメでもちらほら部分的には出てきても、顔は見せないまま最後までいくかと思っていた。
前回に引き続きしみじみ回。矢三郎が布袋から聞いた父の最期の言葉を伝えれば矢二郎はもう少し救われないだろうか。まあそれでも自分を責めてしまうかもしれないが。海星に惚れていたという矢二郎を総一郎はどうするつもりだったのだろう。
あんなすげえ狸だった父上がなぜ捕まったのだろう? という疑問への回答編。重いなあ……。こんな重いものがある作品だったっけ、これ。もうすっかり原作の内容忘れているわ。
前回からの続きのしんみり回。父狸の最期が渋い。
金曜倶楽部編。父の仇であると同時に母の恩人でもあるという。複雑だなあ。そして弁天様の「食べちゃいたいほど好きなのだもの」宣言も、ただの脅しではなくガチであるというのがよくわかる。
狸鍋確定か。いい主人公だったな。そして弟が後を継ぐことになるのですねわかります。しかしまあ真面目な話、花火の嫌がらせに花火で応酬するというのは芸がない気が。山に化けて天狗をばかした父上のように、仕返しにも遊び心がほしいというか。
弁天さまの危険な悪女っぷりがたまらん。積極的に関わりたい人柄ではないけどそれでも華があって、主人公が見惚れるのもよくわかる。
変な話だけどなんだかいい家族もの的でもあった。あとこの作品、何気にBGMがいいなあ。
原作既読。最初は微妙に思えたけど、見ているうちに独特の味わいが感じられてなかなか良かった。しかしテレビシリーズよりも映画でやった方が合っていそうな雰囲気の作品だな、これ。