クリスマス・イブから年末にかけての話。悪くはないのだけど、ここにきてギャグの切れ味が落ちている気が。

美夏が身をていして委員長の弟を助けたことによって、いきなり周囲の連中は手のひらを返して美夏のことを受け入れるようになるなどという展開には呆れたものの、ようやっとくそ鬱陶しい展開も終わり、もう最終回のような雰囲気になったことに喜んでいたのに…

1クール目の終わりだからかフラグ立ちまくり。このまま何事もなく終わるのかと心配していた明日夏はやはり赤毛と絡む様子、お嬢様はいちおう柊と接点があるようだけど、まだ本格的に参入してくるかはあやしいか。ここにきても全然フラグが立つ様子がない年少…

やりたかったことはわかるが、いくらなんでも最後が駆け足過ぎる。せっかくここまではすごく楽しめたのにもったいない。こういう作品こそ2クール使ってやってほしかったな。

ずいぶんあっさりした最後だったなあ。まあEDが挿入歌として入る演出と、今までにもしっかりエリスの力の伏線が入っていたのは良かった。前回にも感じたことだけど、やはり前半〜中盤の通常任務と日常描写はアニメ版が、終盤の盛り上がりは小説版の方が好感…

一話まるまる後日談。バトルは盛り上がらなかったけど、この後日談はいい内容でなかなか好印象な終わり方だった。EDは残念だったが。

見事なハッピーエンド。こうして終わってから振り返ってみると斬新な演出に対して、登場人物の恋愛と今までの望みとこれからを描いた正統派の青春恋愛ものだったことに驚く。派手な演出で視聴者の目を惹きつけながらもストーリーは王道でブレがない。素晴ら…