ラブライブ! #13(最終話)「μ'sミュージックスタート!」

 にこと絵里の言葉とか、欠点を受け入れてそれでも前に進もうと決めるところとか、最初はメンバー三人だけで始まった場所で今度はメンバー全員でライブとか、いいところはいろいろあったのに、話の流れが強引なのが惜しいなあ。特にことりの留学。ドタキャンってそれでいいのか。その程度の覚悟なら最初から留学しますなんて言うなよ。ことりの留学という要素は削ってもうちょっと別のネタに変えて、この終盤の展開に三話ぐらいかけて無理のない話の流れにしてくれればよかったのに。とはいえ、そういったマイナス点がありつつもなんだかんだでいい最終回だった。
 まとめ。最初は露骨な某作の後追い企画としか感じられなくてあまり期待していなかったのだけど、意外と王道な展開と作画に負担の大きいライブ描写も頑張っていてどんどん楽しめるようになった作品だった。今期の意外な大当たり作品。ぜひ二期目もあってほしい。スタッフの皆様、お疲れ様でした。