いちばんうしろの大魔王 #10「阿九斗の帝都大戦争」

 最終決戦なのはわかるが、その最終決戦に臨む主人公の動機付けが弱くてやはりついていきづらい。まずそもそもけーながいきなり「神」に殺されかけるというのがいきなり過ぎるし、この作品の世界の人々にとって「神」とはどういう存在なのかもよくわからない。おまけに学園長のじいさんはいきなり筋肉ムキムキになったり、たったふたりで突入させるという露骨に嫌がらせとわかるようなマヌケな指揮をとったり(いくら本人の希望と対外的に発表したところでそれを受け入れた時点で指揮官の落ち度にしか見えないだろ)、何故か妹忍者はヤンデレ気味になっていたり。あらゆる点で唐突過ぎる。