うみねこのなく頃に #26(最終話)「EpisodeIV−VIII sacrifice」

 予想通り最後までダメダメだった。バトラの推理は全部外れているということでまだまだ続くようだが、そもそもあんなのが「推理」なんて称されている時点で、この作品に「推理」を期待しても無駄だというのがよくわかる。
 まとめ。途中まではネタアニメとして笑いとばすこともできたが、さすがに二クールも続くと飽きてしまって終盤は苦痛でしかなかった。せめて1クールだったら笑って終われたかもしれないのに。聞くところによるとずいぶん原作のエピソードを削っているらしいけど、なんで無理して二クールに四エピソードを詰め込んだのだろう。とりあえず二クールで第二エピソードまでをアニメ化して、人気が出たら続きもアニメ化という方式でも良かったと思うのだけど。『ひぐらし』アニメ化時は残念だった音楽面は今回がんばっていたのにもったいない。OPはすごく良かったし、どうやら作中BGMも原作のものを使っているようで上手く場面を盛り上げてくれるものが多かったし。EDだけは最後まで慣れなくていまいちだったが。