鉄のラインバレル #24(最終話)「鋼鉄の華」

 次元の穴を閉じるためラインバレルは異世界に、他のファクターメンバーはディーソイルが枯渇して死亡かと思われたが、結局全員都合良く生きていて、ラインバレルも戻ってきましたエンド。ご都合主義だが、最終話のお約束ということで許されてもいい範囲か。個人的にはファクターのうち一度死んだ矢島や、たとえ予定通りの作戦行動とはいえ一度は裏切った森次は死亡、幼少のころ身体が弱くてファクターになったことで健康になれた山下と美海は生き残ったものの健康状態に異変が生じてどれぐらい生きられるかはわからない、ラインバレルは異世界にとばされてしまって帰ってこれないが生きていた城崎と一緒なのが唯一の救い……ぐらいのシビアさでも良かったと思うが。ラインバレルがすれ違った謎のパラレル世界版の浩一たちみたいなのは誰かと思ったら、原作の読み切り版のキャラだったそうで。読み切りのころはラインバレルのデザインがおもいっきりどこかで見たようなデザインだったんだな(笑)
 まとめ。終盤が少々失速気味だったのが残念だったが全体的には、笑いあり、エロあり、燃える展開ありで最終的にはけっこう満足できた作品だった。スタッフの皆様お疲れ様でした。この半年間楽しませていただきました。お気に入りは第06話「明るい夜」、第11話「SUPER NOVA」、第13話「黒の執行者」。