ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜 #07「常春の館」

 アーメイに出会えたのは塔のそういう階だったからで、やはり都合良く復活したり、実は生きていたなんてことにはならず。だが、それがいい。安易に復活してしまったら生死観が安っぽくなってしまうしねえ。それにアーメイが死んだことは変わらずとも、アーメイの教えはちゃんと生きていることにしんみり。一期のころはド素人だったジルが今ではすっかり立派になったのも、やはりアーメイの存在があったからこそなわけで。今回の話はしみるなあ。そんな中、へナロは一人重いものを背負い過ぎの気が。今回も幻とわかっていたとはいえ父殺しとは……。騎士のひとりが残ったのはびっくりだったけど、こうして残る者がいるからこそ先に進むジルたちの決意がなおのこと引き立って良かった。