機動戦士ガンダム00 #20「変革の刃」

 記者ねーちゃん脱落。ろくに死体を処分していないどころか、完全に息の根が止まっていないとはまたずいぶん中途半端な始末の仕方だこと。沙慈は不幸街道まっしぐらですなあ。恋人(未満?)がとんでもない悲劇に見舞われ別れることになったのに続いて今度は姉と死別することになってしまうとは。沙慈は一般人の視線の代表として用意した登場人物かと思っていたけど、不幸が重なり過ぎだし、ルイスの件に関しても厳密にはソレスタルビーイングの武力介入による犠牲というよりは一個人の暴走による犠牲だし、もっとべつの役割があるのかな? やはり2期の主人公とか。
 三大勢力にわたったGNドライブによる量産機はあまりガンダムのような外見ではなくて良かった。ガンダムの大安売りはやはりがっかりしてしまうので。グラハムはどこまでも漢ロードまっしぐら。コーラは味のあるキャラになってきたなあ。恋愛方面でも意外と好調のようでびっくりだよ。セルゲイは「勝利の美酒」とか似合わないスカしたこと言ってないで、容赦なく追い打ちをかけた方が良かったのでは。いくらGNドライブを手に入れたからといって、やはりGNドライブは現時点で世界で37台しかない以上、ひとつでも多く確保することは至上命題だろうし、ガンダムのGNドライブ以外のオーバーテクノロジー兵器もぜひ手に入れたいところだろうから。
 現状のまま変わらないぐらいならいっそのこと滅んでしまえとは、チャイナ巨乳さんは意外と電波なひとだったのね。前々から怪しげなそぶりを見せていたアレハンドロはやはり黒幕だったようで。リボンズはアンドロイドだか強化人間なんだかわからないがティエリアと同じような存在の様子。二ヤリとあやしげな笑みを浮かべてたことから察するに、最終的にはアレハンドロをも裏切るつもりなんだろうか。今まで脇役だったキャラも独自の動きを見せて本編に絡み始めてきたな。