School Days 第4話

 デリカシーに欠ける誠や、やたらと夢見る乙女脳な言葉にも呆れるが、特訓とか称して身体に触ることを誠に許す世界もバカだというか。とはいえ、この作品って意外に人間関係の設定が上手く出来ているよなと感心。本来なら誠があまりエッチなことばかり考えているようだったら、言葉の相談相手は「そんな男とは別れたら?」という提案をしてもおかしくないのだが、肝心の相談相手である世界は誠のことが好きであるという本心があるため、そんな自分が得するような提案はできず、また世界は本来ならエッチなことばかり興味を示す誠に愛想を尽かしてもいいはずなのに、自分は恋人ではないという寂しさからエッチなことでも求められればついつい応じてしまったり。そしてそんな誠にとっては都合のいい世界の存在が、誠と言葉の溝をさらに深めてしまうわけだし。