Kanon

第20話

 この作品に恋愛要素は似合わないと思っていたのだが、意外なくらい祐一とあゆが普通の恋人同士らしくいちゃいちゃしまくってた(笑) 舞のことを責めて、でもやはり舞のことを大切に思っているということを伝えた時にも感じたことだけど、とり乱して雪の降る中いきなり探し物を始めるあゆを何も言わずに手伝う祐一はこの手のエロゲー・ギャルゲー原作ものの作品にしては珍しく好感が持てる主人公として描かれているよなあ。

第21話

 あゆ不在の間に名雪ルートが着々と進む今回の流れからもしやとは思ったが、あゆと名雪の最終エピソードは同時進行なのか。あゆルートを先に済ませて名雪を最後に持ってくるとは何を血迷ったかとはじめは思ったが、まさかこうくるとはな。どちらかを立てればどちらかが立たずどうするんだといった感じだが、そこをいかにしてうまく両方とも立てて大団円に持ち込むのか、この物語の最後をいかにして締めくくるのかが俄然楽しみになってきた。