Gift 〜ギフト〜 eternal rainbow

第5話

相手の気持ちを考えないクソ迷惑なストーカー一歩手前小娘の気持ちが受け入れられてめでたしめでたしなどというオチで、どうも納得がいかないというかスッキリしない話だった。どうせ綸花に費やせるのが一話しかないのだったら下手にストーリー重視にするよりも綸花の魅力を出せるよう力を入れた方が良かったのでは?

第6話

やはりギフトや偽ギフトは作り手に優しい設定だな。要するにギフトはトラブル発生のための舞台装置であって、ギフトでトラブルを発生させてしまえばあとは主人公たちをそのトラブルに巻き込んだり解決させたりするだけで話が作れてしまうし。まあ安易なストーリー作りのための設定があろうとなんだろうと要は話が面白ければそれでいいのだけど。
第6話ということでそろそろ折り返し地点なわけだが、中だるみすることなくギフトという不思議現象に少なからず関わりがあるであろう魔女っ娘と偽ギフトに関するエピソードだったのはなかなか良かった。他にも霧乃の何故だか最後まで曲を弾かない(弾けない?)問題も出てきたし、莉子が春彦の母の若いころとそっくりだというのも気になるところ。どうせ単なる偶然なんだろうとは思うけど、まさか実は血がつながった実妹でしたとか、莉子は春彦の母のクローンでしたなんて展開になったりしないだろうな(あるいはちょっとひねったパターンだと、息子を残して死んでいく母が息子を見守る存在が欲しいとギフトに願って現れた存在が莉子だとか)。