護くんに女神の祝福を! 第1話

原作1,2巻のみ既読。原作1巻が発売された時は男女版『マリみて』とか言われてたっけ。ショタな容姿の護に一目見ていきなりつきあえと迫る絢子はどう見ても変態にしか見えない(笑) ……というのはまあ(半分)冗談だが、いくら一目ボレとはいえ絢子の恋愛感情の高まりが急過ぎてどうも理解しがたいというかついていけない。たとえばこれが『マリみて』だったら祐巳は最初から祥子に憧れており、対して祥子の方は(無意識のうちに波長が合うのを感じ取っていた節があるにせよ)わらしべ長者の藁とも言われるように最初はただの偶然から祐巳と関わって一作目のあれやこれやを通して本当の意味で互いを必要とするようになるのに対し、絢子の場合はいきなり「恋」だからなあ。護も毒にも薬にもならない受身の凡庸な少年といった印象でしかなくてあまり魅力が感じられないし。妙にパンチラシーンとかがちりばめられているのはいかにも最近のアニメらしい。