黄昏の刻 4 漆黒の戦慄

主人公銀嶺の死亡、協会・連盟問わず稀人の絶体絶命状態と激動の展開ですな。今後の展開としてはまず銀嶺の遺志を受け継いで覚悟を決める稀人たち(特に光輪学園の学徒たち)といった流れになるのかね。今までも銀嶺は覚悟を示すために現れたという描写が何度かあったし。その中でも特に夕姫が気になるところ。銀嶺と同じ古雅一族のはずなのにこれまでのところ優秀ではあってもそれほどずば抜けて強力って感じじゃないからなあ(あるいはひょっとして実は血がつながっていないという設定なのかもしれないが)。愛する兄の死をきっかけに潜在能力に目覚めるとか? で、そのまま後半は夕姫が主人公になるとか。あとがきでちょっと触れられていた巨大人型兵器ものもどんな感じになるか楽しみ。まあ形になるのはだいぶ先だろうけど。