車輪の国、向日葵の少女 - ざ・せかんど・すたんだあど

各所の感想を見ているとこの作品が最も評価されているのは第5章の実は最初から璃々子が主人公のそばにいたのだということが判明するシーンのようだけど、直接的なネタバレは見てないもののシナリオに何かしかけがあるらしい、5章が特に評判がいいというのがわかっていたので衝撃が味わえなかった……＿|￣|○
ヒロインに魅力を感じさせてなんぼのエロゲー・ギャルゲーでありながら、ヒロインのマイナス面をはっきり描くシナリオなのは珍しいかと（もちろんそういうマイナス面をはっきり描くからこそ、その後のマイナス面を乗りこえたヒロインたちはより輝いて見えるわけだが）。
2周目以降は回収作業が面倒だった。
どうも最後までシナリオに力が入っているのは伝わってくるけど心動かされるまではいかない印象の作品だった。お気に入りの曲は「reason to be Ⅰ」「reason to be Ⅱ」「そらの隙間-piano ver.-」「溶解」「紅空恋歌」「そらの隙間」。