ToHeart2
- 出版社/メーカー: アクアプラス
- 発売日: 2004/12/28
- メディア: Video Game
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- 姫百合珊瑚・瑠璃ルート攻略終了。最初はいきなり出会って間もないうちから好感度がやたらと高く、しかも人の話を聞かない珊瑚と自己主張のできない主人公に萎え、中盤はデフォルト姉妹丼な内容にややシナリオ評価が上昇したものの、終盤のそれぞれが勝手に自分が悪いと思い込んでろくに話を聞こうとしないウジウジ展開や、心がどうのこうのというウェットすぎる結末にうんざり。素材はいいのだけど、残念ながら素直に楽しめたとは言いがたいシナリオだった。みっちゃん(クマ吉)の人型ロボ姿の絵がなかったのは残念(笑)
- 柚原このみルート攻略終了。さすがに魅力値では全ヒロイン中トップクラス。終盤の展開はまたこのパターンかよって感じでちょっとがっかりだったが。幼なじみヒロインシナリオの王道パターンだし、いかにも『ToHeart』らしいと思うし、主人公の戸惑いや臆病になってしまうのもわかるのだけど、プレイヤー側としてはやはりはがゆく感じられるわけで。トゥルーエンドではなくノーマルエンドの終わり方のほうも良かった。個別ヒロインのトゥルーエンドとはいえないかもしれないけど、あれは立派なハッピーエンドだろ(笑)
- 向坂環ルート攻略終了。ED前とエピローグの最後の台詞が強烈なキャラでした(笑) 主人公は最後まで受身なのが少々がっかり。ギャルゲー主人公は鈍感でなければならないの法則はわかるが、もっとやるべきときにはやれる主人公であってほしかったなあ。
- まとめ。絵と音楽は高レベル。シナリオは、テキストはテンポよく読みやすくてよいが、ストーリーが起伏に乏しい。良くも悪くもキャラクターの魅力が全て。これぞ王道学園恋愛ギャルゲーといった感じで、『ToHeart』の名にふさわしい作品だったかと。
- キャラのお気に入り度は このみ、タマ姉、由真>愛佳、優季>珊瑚・瑠璃>るーこ、花梨。