七姫物語 第三章 姫影交差

七姫物語〈第3章〉姫影交差 (電撃文庫)
今回は七宮と三宮の対立を中心に、それぞれの動きを描いたという感じかね。基本的には日本の戦国時代とか中国の三国志みたいな話なのだけど、それぞれの勢力が姫と呼ばれる少女を旗印に掲げていて、その中の七宮の姫である少女の視点を中心として物語が進むのが独特の雰囲気を出している。『七姫物語』という作品名はよく合っていると思う。