機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第24話

あの工場のことを調べていたということはレイは自分の出自のことについて気づいていたということかね。以前(第19話)レイが議長に抱きつくのを見て「ホモ? あるいは男装の美少女?」と思ったわけだが、ひょっとしてレイは実は見た目よりずいぶん幼い年齢で(10歳ぐらいとか)、保護者的な立場だった議長を慕っていてああいう行動をとったとか? アスランたち4人の会話を盗聴したことによってザフトにも怪しい部分があることを知ったルナマリアの今後の行動やいかに。かくしてザフトの若手3人組は(いや、アスランも若いけどさ(笑))それぞれ重要な情報を入手することによって作品内における重要ポジションを獲得するわけですな。
そろそろ折り返し地点だと思うのだが、シンがまるで成長の兆しを見せないのはどうするのだろう。おなじみの新型機への乗り換えイベントも控えており、各所ですでに新型機に関する情報が出ているわけだが、今のままより強力な新型機に乗り換えてもそれほど魅力を感じないと思うのだが。『SEED』ではキラは最初から戦い反対派で、それでもいろいろあって戦っていたが、身近な人間を殺され、ついには親友のアスランと殺し合いをする状況にまで追い込まれ、九死に一生を得て、このまま状況に流されてばかりいてはいけないとようやく決心して、その理想を実現する為の新しい力として新型機をゲットしたわけだが、シンの場合そもそも戦争反対派ではあるものの己の現状にまったく疑問を持っていないわけで。またキラの場合、序盤から種はじけを何度も繰り返していて中盤以降は自分の意思でできるようになった(ように見える)のに対し、シンは今までわずか一回しか種はじけしていないのも前作と今作の違いですな。