φなる・あぷろーち 第11話

  • 下手にシリアス路線に走られるより最後までコメディ路線の腹黒お嬢様で通してほしいなあと思っていたんだけど、こうしてストレートに本音をぶつけてくる西守歌は可愛いなあとも思ったり。EDも特別仕様でウィッシュよりも一足先にいかにも終盤といった雰囲気。さて、ここからどうオチをつけるのかな。ストレートに考えれば涼が西守歌を迎えに行って告白してめでたしめだたしというパターンなんだろうだけど、それだと今まで涼は西守歌に対して恋愛感情を持つようになった過程があまり描かれていないから、ややご都合主義に思えてしまうんだよなあ。
  • 涼が西守歌のことを受け入れなかったのはこれはこれでありかと。相手が自分のことを本気で想ってくれているからこそ、そしてその相手が自分にとって少なからず大切だと思える相手であるからこそ、雰囲気に流されて安易に「好きだ」と言うわけにはいかないっていう理由だったらそれもありだと思うし。同居生活にしても西守歌の負担が大きいから続けるのは難しいというのは納得できるし。でもなあ……実際にはそんな理由じゃなくて西守歌を最後まで受け入れなかったのはただの意地っぽいっつーのは……。勝手な意地であれだけストレートに想いをぶつけてきた西守歌を泣かすようじゃあ涼はヘタレとしかいえないよなあ。西守歌パパの意向でこれで今後ずっとサヨナラってのに抵抗を感じず、安易に受け入れているみたいなのも納得いかないし。
  • こういうストレートな西守歌もいいと思うけど、それとは別に第1話のように腹黒な西守歌も見てみたいなあ。
  • 美紀と百合佳のメイン話はなしか。まあ、15分アニメの全13話だししょうがないか。アニメはゲーム版の宣伝って側面もあるのだし、美紀や百合佳が気になってゲーム版に興味を持つって人もいるかもしれないし。