『ROOM No.1301 #2』『先輩とぼく2』

ROOM NO.1301〈2〉同居人は×××ホリック? (富士見ミステリー文庫)

  • 目上の相手ならともかく同級生相手にですます調で話すのは違和感が。あと、いかにそれに関しての話題とはいえ会話の中で「エッチ」を多用するのも変な感じ(笑)
  • 五巻以上続けるつもりらしいが、そんなに長い話のつもりだったのか……。 1巻読む前は1巻のみの作品だと思っていたくらいなのに。そりゃプロローグで触れられているネタを消化するにはそれぐらいの長さが必要だろうけど。
  • 人物紹介のところ、「大海」が「大前」と間違っている。 千夜子とのHはいつ? もっともこの調子だと当分先だろうが。作者はヒロインっぽいキャラはなんかむかつくとのことだが、千夜子はどちらかというとヒロインの親友の何故だかいつも貧乏くじを引いてしまうタイプのキャラに見えるのだが(笑)
  • 「同居人は×××ホリック?」という副題は某作をパロってつけただけなんだろうと思っていたけど、実際にはちゃんと本編の内容を示していて意外だった。とりあえず「ホリック」というのは「〜中毒の人」という名詞を作る接尾語なんだと勉強になりました(笑)
  • プロローグで「今はもういない有馬冴子」とあるが、プロローグの時点で交流が途絶えているという点では綾や刻也も同じなんだからひょっとして自殺オチ……?(鬱)

先輩とぼく〈2〉 (電撃文庫)
特に文章にクセがあるというわけでもないし、ショートストーリーの積み重ねで進む話なので読みやすいはずなんだけど、何故だか読み進めにくい気がした。しかし最後の話のまとめ方は良かった。